ELIOT LIPP
"The Outside"
エリオット・リップ
"ジ・アウトサイド"
EASLI-0010
2,415円 (tax in)
●解説:西山伸基
(HEADZ / warszawa)
●ボーナストラック1曲
●日本先行発売
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「ネクスト・プロデューサー」「ポスト・プレフューズ73」、新境地。タイトなビートとメロディアスなシンセで描かれる、都市とメランコリーのサウンドスケープ。
ヘフティやイースタン・ディヴェロップメンツ・ミュージックからリリースし、ソナー・サウンド・トウキョウにも出演したニュー・ヨーク在住の若き天才。本作は「ネクスト・プロデューサー」「ポスト・プレフューズ73」とも呼ばれる彼の4thアルバム。デトロイト・テクノ、シカゴ・ハウス、エレクトロ・ファンクへの回帰を見せるサウンドには、カール・クレイグ、ジェフ・ミルズ、ホアン・アトキンス、ジョイ・ベルトラム、エイフェックス・ツイン、オウテカら、彼の音楽的ルーツの影響も率直に表れている。タイトなプログラミング・ビートとメロディアスなアナログ・シンセで、ストリートの情景をメランコリックに描き出す。都市生活者のための最良のBGM。
From Liner Notes スティル・フレッシュなエレクトロへの愛情が (中略) 本作、『The Outside』にも色濃く受け継がれている。丸く暖かかったビートは歪み、剥き出しの音色が牙をむいているのだ。『The Outside』は、祝祭的な前々作『Tacoma Mockingbird』のムードを振り切って、内面的な世界からタイトル通り外の世界を模索するような表情を見せる。どうやらエリオット・リップとしてのスタイルは、『Tacoma Mockingbird』でいったんの完成をみたとの本人の意識が強いようで、さらに前作『City Synthesis』は彼のルーツであるヒップホップへの思索を形にした作品であるから、本当の意味で新たなエリオット・リップの音というのが、この『The Outside』だ。タコマに生まれ、シカゴへ移り、そしてロサンジェルス、ニューヨークと活動拠点を経てきた青年の、新たな外の世界。どこか漂う旅情のような異邦人的感覚は、彼がまだまだ移動し、変化し続けることを指し示しているのだろうと思う。
(西山伸基氏によるライナー・ノーツより抜粋)
Track List
01 The Outside
02 Opening Ceremony
03 The Area
04 Best Friends
05 Baby Tank
06 Beyond The City
07 See What It's About
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08 The Meaning
09 The Interlude
10 7 Mile Tunnel
11 The Machine And The Wind
12 It's Time To Leave
13 The March [bonus track]
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