“The Present”と初めて読むか聞いたかしたとき、まず3つか4つ、あるいは5つの意味が僕の頭の中に同時に飛び込んできた。まるで繋がった泡のように。彼らの音楽を聞くと、その名前と、網の目のように絡み合った繋がりとその反対語が頭に響く。光と暗闇、ハイとロウ、幸福と悲しみ、人工的であることオーガニックであること等々、それらは永遠に続く。そしてそれこそがこの作品のプロダクションとテクニックに僕が捧げる賛辞だ。『ワールド・アイ・シー』は唯一無二だ。だから僕は大好きだ。
Panda Bear
From Liner Notes アルバムのラスト・ナンバーとなる「The Hunt」を聴き終えた後、あなたはもう何時間も意識と無意識の狭間を漂っていたような錯覚に陥り、実際には45分しか経っていないことを知って、驚くかもしれない。そこであなたが目にした光景を、誰かにつまびらかに説明することは難しいだろう。しかし、何かが確実に、あなたの心の奥に眠っていた感覚を呼び覚ましたはずだ。
(清水祐也氏によるライナー・ノーツより抜粋)
Track List
01 Heavens on Ice
02 World I See
03 Love Melody
04 Symbols On High
05 Africanized Beatniks
06 The Hunt